たぬしでやんす。
今回は、知っていないと実験で前に進めず詰むことがある、、、というニッチな情報です。
業界では当たり前なのだろうけど、全くの素人が直面すると、どうしたらいいのかわからない、、、、
僕はかなり迷いましたので、今回の件を記事にしておこうと思います。
ことの始まりは、買ったオペアンプ(LT1114S)を使おうと、嬉々としてブレッドボードに差し込もうとしたら、ピッチが異なり、ハマらなかったことです。
いやー、焦りましたねww
そもそもピッチが違うものがあるということに思いが至らなかった。
そこで、今回は僕のように間違えてICを買ってしまった場合、なんとかブレッドボードやユニバーサル基板に乗せたいと思った時の対処法を載せていきます。
今回も結局会社で聞いて助かったのですが、近くに詳しい人がいると、捗ります。
何事もそうだと思うけれど、自分のなじみの薄い分野を一人でやろうと思うと、かなりきつい気がしました。
準備に必要な部品
1.27mm ピッチのICなら何でも。今回はオペアンプ LT1114S (リニアテクノロジー) → RSオンラインにて1056円

あとは、なくても良いけどあったら良いかも?な商品として、フラックスを薦められました。
基板の金色に光っているはんだを乗せる部分に塗ると、はんだのノリがかなりよくなるというものです。
工作の手順
- 変換基板が3つに繋がっているので、基板を手で割る。
割ったあとは淵が、ギザギザになってると思うのでペンチ等で切ったり、やすりで少し削ったりすると綺麗になります。 - 基板にフラックスを筆で塗って、ICをピンの上に配置する。
フラックスを塗ったあと基板に触れると、ペタペタとしていて、確かにはんだがくっついてくれそうな感じになっています。 - 以下のように乗せて、一番左下と右上の端子だけはんだ付けします。そうすることで、オペアンプが基盤に固定されます。その後、全てのはんだ付けを行います。外側からはんだを流し込むようにすると、さっとうまくいきます。


次に、XR2P-1041を用意します。10ピンあるので、ペンチで切って8ピンにします。割とさくっと切れるので、あまり心配はないです。
その後、ユニバーサル基盤と変換基盤のピンにはめ込んだ状態にして固定し、その状態ではんだ付けを行います。
この時、ユニバーサル基盤を紙コップ等の穴が空いているものに乗せないと、ピンが浮いてグラグラしてしまい失敗することがあります。
気をつけられたし!
成功すると、以下のような感じになります。これでめでたくブレッドボードに刺して使ったり、ユニバーサル基盤に取り付けたりすることが出来るようになりました!

実験は、この手の知らないと無駄に時間がかかって遠回りする小ネタが多いのが高い壁になりますね。><。。
知らないと詰む、といったことをなるべく減らすべく、しょうもない小ネタ的な内容もアップしていこうと思います。