日常

高尾山でのムササビ観察記

どうこんばんはー。

高尾山でムササビ観察をしてきましたので、少し記しておこうと思います。

ムササビとはどのような生物か?

高尾山に生きるムササビ

高尾山に住むムササビは、正式名称がニッコウムササビであり、リス科の哺乳類であります。
完全に夜行性で、日が沈んでから行動を開始するようです。
日本では、様々な地域に住んでいるようですが、いずれも準絶滅危惧種に指定されており、東京では、絶滅危惧1類に当たるようです。
この1類というのは、絶滅の危機に瀕している生物達で、極めて高い絶滅の危険性があるということなので、大事に見守っていかねばならない感じの生物ということですね。

2017年の絶滅の恐れのある、野生動物について調べてみると、動物だけでみると1372種、その中で哺乳類を見ると、33種が絶滅危惧種に指定されております。

 

観察の方法

ムササビを観察出来る時期

年中観察出来るようだが、繁殖時期である、春と冬は、巣から出る可能性が高く比較的よく観察出来るようです。
特に、冬は木々の葉も減ってくるためより個体を観察しやすいとのことです。
ですので、5月と12月はムササビ観察に適した時期と思われます。

観察に必要な準備(高尾山想定)

僕は、最近行ったばかりですので、冬のお話をします。
高尾山は低い山(山頂標高:599 m)とはいえ、冬はかなり寒いです。
ですので、防寒はかなりしておいたほうが良いです。

念のため、ホッカイロを何個か持っていくことをオススメします。

あと、ムササビを観察するために、ライトが必要です。
ここが一番の重要点ですが、ムササビを刺激しないため、ライトには赤いセロハンを被せることが必須になっております
僕は、1000ルーメンのライトを買って行ったのですが、暗くてあまり木々を照らせませんでした。
友人が持ってきていた、2000ルーメンのライトですとかなりよく見えますので、2000ルーメン以上の指向性が強いライトがオススメです。

指向性というのは、光の広がりのことを指しています。
指向性が高いという時、光があまり広がらないことを意味します。
指向性が低いライトですと、ぼやーっと周りに光が広がりますが、木々をピンポイントでは照らせませんでした。

また、これは高尾山限定の情報ですが、ムササビを観察する人は、薬王院の社務所に届出を出したほうが良いです
薬王院の中の奥の方に社務所がありまして、そこで紙にちょろっと名前とか書くだけです。
我々が準備するものはありませんので、社務所で申請してから、観察しましょう。
社務所の人もいい人でした。

必要なもの一覧

  • 防寒具(ホッカイロ等)
  • 2000ルーメンス以上のライト
  • 赤いセロハンとテープ・ハサミ
  • 社務所にムササビ観察を申し出て、届出を出す。(高尾山限定)

これだけあれば、基本観察可能です。
その他、カメラなどあれば、より楽しめるかもしれませんね。

観察場所と時間帯

高尾山の薬王院近くに巣穴があるらしく、その周辺の木々は多くのムササビがいるようです。
薬王院へは1号路が一番短い距離で行けます。ゆっくり行って1時間はかからないのではないかなーと思います。
ケーブルカーやリフトも出ていまして、ケーブルカーなら6分で薬王院近くまで運んでくれますので、単にムササビが見たい人はそれがいいかと思います。
今の時期は、紅葉が非常に綺麗でして、行くのに良い季節だと思います。
高尾山のケーブルカーの情報

無論、薬王院近くのみならず、下山中もムササビの観察出来る可能性はあるので、帰り道も木々を見ていくことをお勧めします。

図1 高尾山の風景(1号路)

さて薬王院でのムササビ観察ですが、僕もそこで3匹ほどムササビを見ることが出来まして、ムササビが綺麗に滑降していく様を見届けました。
いやぁ、かなりかわいいですね!
写真を撮ろうと、スマホで粘りましたが無理でした。><。
薬王院では、ムササビ飛来ありのかわいい看板がありましたので、載せておきます。

薬王院近くのムササビ飛来ありの看板図2 薬王院近くのムササビ飛来ありの看板

時間帯は、日没から1時間半前後以内が活発なようです。
僕も、日没後30分くらいでムササビが出てくるのを見ました。
ただ、周りが騒がしかったり、ライトを当てまくったりすると、ムササビが驚いて、巣に戻ってしまったり、逃げてしまうので、観察出来ません。
なるべく静かにして、ライトも直接当てない方が良いそうです。
経験者の方曰く、繁殖期のムササビは、「グルルルー」と鳴くようでして、この声をあてにして探すと良いとのことでした。

注意点としましては、薬王院近くのムササビは、観察者のマナーが悪いことで、悪影響を受けておることが、わかっています
静かに、可愛いムササビの生き様を観察しましょう。

まとめ

  • 時間帯は日没後1時間半位が目安
  • 薬王院近くに巣穴があり、観察しやすい
  • グルルルーという鳴き声を目安に探す
  • 静かに、ムササビを刺激しないように観察する